熱中症予防教室の内容を紹介します。
・ 人間の体は、体温が上がると、汗をかいて体温を下げようとする。すると、水分と塩分が不足する。そして、体温調節ができなくなると、熱中症になる。
・ 熱中症には、いろいろな症状があるが、4つのタイプに分けるとわかりやすい。
① 熱失神 集会で倒れるのがこのタイプ。首の後ろに直射日光が当たると、立ちくらみを起こす。体を冷やし、寝れば治る。
② 熱けいれん 足がつる。汗をかいた時、水分だけをとると、こういう症状になる。水分と一緒に塩分もとるようにする。
③ 熱疲労 頭痛・むかむか・下痢・発熱など、風邪に似た症状。水分不足で体が混乱している状態。
④ 熱射病 熱疲労がひどくなり、水分不足から汗が出なくなり、体温が上昇する。体を冷やし、塩水を飲み、涼しい所で休む。また、首などを冷やす。早めに対処するとよい。
時間でいうと、午前10時くらいが一番多い。特に、朝ごはんを食べていない人がなる。人間は水分の半分を食物から摂っているので、飲み物だけでなく、朝ごはんをしっかり食べることが大切である。