熱中症予防教室の続きです。
・ 水分の働きには①栄養を運ぶ②体の調子を整える③体温を調節することがある。
・ 体内の水分が不足すると、手足の先の動きがにぶくなる。それでは試合に勝てない。
・ 汗をかく(脱水)と水分補給の競争では、脱水が勝つ。水分補給が勝つには、先にスタートする。運動前に、コップ一杯(200ml)の水を飲む。その後は、少しずつ水分補給をして、こまめにつないでいく。
・ 運動後に大量の水を飲むのは最低。運動後は食事を十分摂ることが大切。水をたくさん飲むと食べられなくなる。
・ 運動後に体重が減るのは、水分不足になっている。元マラソン選手の増田明美はマラソン後は体重が増えたという。それだけ水分補給をしっかりしている。
・ 暑い日は運動強度を下げることも必要。一番暑い12時から午後3時にダッシュや持久走をすると、熱中症になりやすい。その時間器筋トレや技術的な練習をするとよい。
・ 暑さに慣れるために、5・6月にしっかり汗をかくようにするとよい。
・ バランスよく食べることも大切。野菜も実・葉・茎・根で含まれる栄養素が違うので、いろいろな野菜を食べるとよい。
・ えらくなった時は勇気を出す。キャプテンはギブアップしてもよい。下級生も水を飲んでよい。ぬけた時より、倒れた時の方がチームの迷惑になる。
・ 体を冷やすには、木陰で休んだり、うちわや扇風機を使ったりする。太い血管がある首や脇の下、股を冷やすとよい。そして、冷たい飲み物を飲む。
・ のどがかわいた時は1リットル水分が不足している。体がだるい時は2リットル不足している。
まとめ 熱中症にならないために
① 暑さに慣れよう ② 朝ごはんを食べよう ③ 早く寝よう ④ 水分と塩分を補給しよう ⑤ えらくなったらやめる勇気をもとう。