2月2日(木)5時間目、1年生が食育講座を行いました。
フードアナリストの今井敦子さんを講師に「いのちをいただきます」という話を聞きました。
体育館はとても寒かったのですが、生徒は静かに話を聞いていました。
今井さんは、食を通して、社会を元気にしたいと考え、さまざまな場で、食に関する情報を広めています。
今回も食に関するさまざまなことを話してくださいました。
人間は85歳まで生きるとすると、一生のうちで93075回食事をする。食事の回数は限られている。
いろいろな食材がある。卵はひよこになるはずだったもの。アイスクリームは子牛を育てるはずたったミルクから作られたもの、イクラはサケの卵、ハンバーガーや焼き肉は牛から、食材はみんな「いのち」であり、私たちは「いのち」に支えられている。
「いただきます」はいのちをいただくということから生まれた、感謝の気持ちを表す言葉。
「ごちそうさま」は人をもてなす食材を走り回って集めることから生まれた、感謝の気持ちを表す言葉。
最後に、「いのちをいただく」という絵本の読み聞かせを映像でみせていただきました。
それは、食肉加工センターで牛を殺す仕事をする人の話でした。
その仕事をする人がいなければ、誰も肉を食べることができない。みんなが肉を食べられるのも、牛を殺してくれる人がいるから。
生徒にとって、食について考える機会になったと思います。