厳粛な雰囲気の中にもやる気が伝わった始業式!
校長先生の式辞
今年の夏も猛暑が連日続き、「熱中症」や「水の事故」「交通事故」などを心配していましたが、大きな事故もなく夏休みが終わり、一段とたくましくなって登校してきた皆さんの姿を見て嬉しく思います。この夏は、ロンドンでオリンピックが開催され、日本中がさらに熱くなったのではないかと思われるくらい、多くの種目で日本の選手たちが活躍しました。そして、まだまだ、震災からの復興を目指している日本の私たちに夢と希望、勇気と感動をいっぱい与えてくれました。
このオリンピックで私が印象に残った言葉は、「日本選手では20何年ぶりとか、40何年ぶりとか、またはオリンピックでは初めて日本選手がメダルを獲った」こんな言葉を毎日のように聞いて、涙が出るくらい感動したのを思い出します。結果、日本は13種目で38個のメダルを獲得しました。
皆さんはどの種目だったか13種目全てわかりますか?
そして、そのメダリストへのインタビューからは
「チームとしてのまとまり、団結力があった」「これまで支援してくださった皆さんに感謝しています」 こんな言葉が印象的でした。
このオリンピックでよい結果を残した日本選手団の素晴らしさは、「個人種目でもチームとして全員がサポートし競技に臨もうとする気持ち」と「感謝する心」を大切にしているところだと思いました。
この夏、3年生から引き継ぎ新チームとなった皆さんの部活動は、どうだったでしょうか。
さて、3年生は進路決定の時期をむかえ、勉強も大切ですが、今日から始まった2学期には、「体育大会、文化発表会」など大きな行事が続きます。
それは、友達と助け合い、励まし合ってのぞむ、まさに学級が一つになって燃え上がる時です。
こうした行事に皆さんがチームとして全力で取り組み、互いに感謝の気持ちを忘れなければ、今よく言われる「いじめや嫌がらせ」など起こるはずありません。旭中生全員で「チームとしての団結力や絆」を高め、「互いに感謝する姿」がたくさん見られることを期待します。