生徒たちは、学校で勉強していますが、先生たちも勉強しています。 先生たちの勉強するテーマは、「自ら学びを追究する生徒の育成~学習規律を築き学力を高める授業づくりを通して~」です。めざす生徒像として ・ 基本的な「学習規律」が身に付いた生徒 ・ 「やればできる」という自信がもてる生徒 ・ 「できた・わかった」という達成感がもてる生徒 ・ 「自分が認められている・自分を高めることができた」と生徒が実感ができるように、指導の工夫をしています。 今年度はスーパーバイザーとして、文教大学会沢信彦教授、神奈川県逗子市教育研究所鹿嶋真弓先生の指導の下、「学級経営」「規律を守り、互いに高め合う態度を育てる授業づくり」「個に応じた支援」について研修を行っています。これまで、生徒のよさを引き出す方法、生徒を多角的に理解する多くの手だて、生徒同士のつながりをもたせながら温かみのある集団をつくる術を学ぶことができました。
(会沢信彦先生の話を聴く先生たち)
先生方の感想 ・ 今後、どんなことに気をつけ、何を大切にすべきかを改めて考えることができました。学んだことを知識だけにせ ず、実践に変えていければと思います。 ・ 授業の4つの力(伝える力 まとめる力 ケアする力 つながる力)について、普段は意識していなかったので、今後に生かしていきたいと思います。 ・具体的な話でわかりやすかったです。でも、安心感のあるクラスがよいというのはわかりましたが、では何をどうすればよいのか、一瞬の切り返しはどんなポイントで行ったらよいのかなど、より具体的な言葉の例などを教えてもらえるとよかったです。夏季休業中の研修で具体的な場面の説明が大変わかりやすくて、勉強になりました。