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新たなステージに向かって最初の一歩(3学期始業式校長先生の話)

皆さん、明けましておめでとうございます。

こうして皆さんの元気な顔を見ていると、ご家族の皆さんと、輝かしい新春を迎えられたことと思います。

今日の終業式は24年度を締めくくる最後の学期でもありますが、同時に新しい年、25年のスタートでもあります。

私は、皆さんに「平成25年という新たなステージに向かって最初の一歩」を力強く踏み出してくれることを願います。

 さて、昨日「NHK大河ドラマ 八重の桜」を観ました。皆さんの中にも観た人がいるのではないでしょうか。

第1話「ならぬものはならぬ」

福島県会津藩には「什の掟」という教えがありました。子どもたちは10歳になると日新館という藩校に入学しますが、6歳から9歳までは町内のグループである「什」に入り、藩士としての心得を繰り返し教え込まれたそうです。

「什」とは、今でいう地域の子どもが集まる子ども会のようなものです。

その「什の掟」とは

○ 年長者の言うことに背いてはなりませぬ

○ 年長者にお辞儀をしなければなりませぬ

○ 虚言をいうことはなりませぬ

○ 卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ

○ 弱い者をいじめてはなりませぬ

○ 戸外で物を食べてはなりませぬ

○ 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

という7項目からなり、最後に「ならぬものはならぬものです」という言葉で結ばれています。この辺りの言葉でいうならば「あかんものはあかん」ということです。

いくつかは、今の時代にも通用するとても大事なことだと思います。

今風に言い直せば

 ○年長者を敬いなさい

 ○あいさつなど、礼儀をわきまえなさい

○嘘をついてはいけません

○卑怯なことを言ったり、やったりしてはいけません

○弱い者いじめをしてはいけません

○立ち歩きながら食べてはいけません

 ○女性と言葉を交わしてはいけません(これは今の時代にはそぐわないものです)

これらは「いけないことは何があってもどんなことでもいけないものです」ということであり、人と人が暮らす生活の中で基本的なものばかりです。特に3つは、今の学校生活において大事なことです。

 しかし一方で、何でもダメではなく、努力している人に対しては「認めてあげる心・理解してあげる心」を忘れてはいけません。

  新春にあたり、皆さんには、旭中生としての「ならぬものはならぬ」といったものは何なのかをしっかり考え、「動く・輝く旭中生」になってほしいと願います

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