今回は「休み時間に地震が発生」したときの避難訓練となりました。生徒自らが危険を回避し、自らの判断で安全に非難できるようにすることと校内のさまざまな場所にいるときの地震の対応を知ることを目標に行いました。生徒がいる場所によっては、放送が十分に聞きづらいところもありましたが、避難開始から7分以内には運動場に集合することができました 。(校長先生のお話) 今日の避難訓練は、昼放課中に地震が起きたら・・・を想定して行いました。緊急地震速報が流れたとき、教室や廊下、運動場、中にはトイレにいた人もいたと思いますが、すぐに、安全な場所に避難し待機できましたか?放課中で騒がしかったと思いますが聞こえましたか?ボーッとしていませんでしたか?たぶん訓練だって・・・って思っていませんでしたか? 自分の判断で安全に避難できた人たちには、地震や火災による緊急避難時に対する意識の高さを感じます。瞬時の判断、その対応のスピード、適切な指示、これが皆さんの命を守ることに左右します。命は100%守らねばなりません。こうした避難訓練を通して、家庭でも最悪の場合を想定し、家族がどのように行動し、どこに避難し、どのように連絡を取り合うのかを決めておくことが大切です。そして、グランドへの避難時間は、いろいろなところから自分の判断で皆さんが集まってくるので、いつもより遅い8分を想定していました。結果は7分で全校生徒がグランドに避難し、安全確認をすることができました。1分早く避難できました。先生方の指示に従い短時間で避難できたことは嬉しいことです。以下、生徒の感想です。 ・ 先生から知らされていなくてすごくびっくりした。今思うと本当に地震が来たら怖いと思った。 ・ いきなり放送が流れて、どうすればいいか分からなくて迷った。 このように、生徒たちにとっては初めての体験となり、その場で判断し行動しなければならない場面を設定できたことや、何よりも我々教師にとっても訓練となり、適切に対応することの大切さを学ぶ機会となりました。
(避難後集合した生徒たち)