(校長先生のお話)
今年の夏は雨も少なく猛暑が連日続きましたが、「熱中症」による救急や「水の事故」などはなく、こうして一段とたくましくなって登校してきた皆さんの姿を見て嬉しく思います。
しかし、残念なことに、自転車での「交通事故」は3件あり、心配をしました。すべて、出会い頭による事故でした。自転車通学者の皆さんは特に気をつけてください。
この夏、7/20からスペインバルセロナで「世界水泳」が、8/10からロシアのモスクワで「世界陸上」が開催されました。
これらの大会で私が印象に残ったことは、「若手日本選手の活躍」です。ニュースや新聞でも「若手躍進!」と報じていました。
水泳では
400m個人メドレーで金メダルの瀬戸選手(19歳)
400m自由型と200m個人メドレーで銀メダル萩野選手(19歳)
陸上では
100mで桐生選手(17歳)
皆さんと5~6歳くらい年上の高校生・大学生の選手が、日本の代表として世界で活躍しているということです。
次の2016年ブラジルのリオデジャネイロで開催されるオリンピックでは、こうした若者の活躍をさらに期待してしまいます。
彼らには「素質」もあったと思いますが、練習や大会で「悔しさ」「手応え」「強くなりたい」といった気持ちが強くあり、「実行する、習得する才能や能力」を人一倍持っているから、この年齢で活躍できるようになったのだと思います。
皆さんの中には「我慢」「集中力」「努力」が十分でないために、「自分の才能に気づいていない人、能力を発揮でてない人」がまだいるように思います。
「才能・能力」の開発には最適な時期が関係していて、伸ばす時期に伸ばしておかないと、後で何倍も何十倍も時間と努力が必要となります。
皆さんそれぞれ異なると思いますが、「今、この時期に自分の何を伸ばすべきか」を考える2学期にしてください。
また、2学期には「体育大会、文化発表会」など大きな行事が続きます。
旭中生全員で団結力や絆を高め合う姿がたくさん見られることを期待します。
(真剣な表情で話を聞く生徒たち)
(校歌を舞台で熱唱する野球部…それに合わせて全員斉唱)