資料 「元さんと二通の手紙」
主題 信念
内容
動物園の入園時間を過ぎて子どもを入園させた元さん。子どもの事情を察して許したのだが…。その後，子どもの母親からの感謝 の手紙と解雇処分の手紙を受け取ることになる。
実際の授業
自分だったらどうするのか、それはなぜなのかを考えることの大切さをこの資料を通して学んでいきました。人生は選択の連続なので、状況を整理し、その先のことを想定し、決断し、進んでいきましょう。「信念」をもつことの大切さも学びました。
(生徒の感想一部抜粋)
・ ルールは絶対に守らなければいけないけど、もし元さんと同じ立場だったら悩んでいたと思う。
・ 時々後のことを考えずに行動してしまうことがあるので、これからは「どうすればよいのか」「どうなってしまうのか」を考えて、行動していきたいと思います。
・ 人生には、正解がなく迷うことがたくさんあるんだと思いました。
・ 自分のことを考えたり、人のことを考えたりするのは、とても難しくて道徳ですごく悩みました。
・ 「自分を大切に」なら『ルールを守る人』で、「相手の努力を」なら『人にいい心をもつ人』かなと思う。答えはないので、自分がこうしたいと思ったことをしていけばいいかなと思った。
・ 道徳の授業を通して、真剣に考えてやれば、いろいろなことが出てくることが分かった。
・ 自分を優先にすることも大事だし、相手を考えることも大事だと改めて思いました。だけど、相手に迷惑がか かる。どんなことがあるか分からないのなら、しっかりルールを守った方がいいなと思いました。
・ 相手のことも自分のことも大切にできる人になりたいと思った。これから正解のないことが起きて、悩むことがあるかもしれないけども自分の信念を貫ける人になりたい。
・ これから先、悩むことがあったら、自分を強くもって、自分を信じて、正解を見つけ出せたら、いいと思う。この道徳の時間でまた一つ大切なことを学べた。
・ 自分か相手、どちらを守るか。すごく迷いました。どちらを選んでも、よいことと悪いことがあり、自分は意味のある行動をしようと思いました。これからも迷った時は意味をもった行動をしたいです。