1日に行われた「夢と絆の講演会」では、首の骨を折り、絶望のどん底だった体育の先生が、つらいリハビリや周りの人たちの温かい励ましで、生きる希望を取り戻したお話を聞きました。みんなの感想には、勇気づけられたことやこれから生活するヒントを見つけたことなどが綴られていました。
腰塚先生の命の授業を受けて、運動できること、自分で食事を摂れることがどれだけ幸せなのかを知りました。いつも周りの人に支えられている分、私も誰かの力にならないといけないと思いました。言葉の力は思った以上にすごくて、私も一言で人を勇気づけるようなことを言って、その人を勇気づける力になってみたいです。これから毎日友達が声をかけてくれること、手足が動くことなど、今まで当たり前だと思っていたことに幸せを感じて生活したいです。
私は腰塚先生とは逆に、人に頼ってばかりで先生の話を聴いて、「恥ずかしいな」と思いました。私も腰塚先生みたいに、しっかりとした大人になって社会に出たいなと思います。いやなことが長続きすると生きているのが嫌だと思ったりもしましたが、先生の話で「命ってそんなに簡単に投げ捨てたらいけないんだ」という命の重み、生きる喜びを味わうことができました。「生きていなくてはこんないい話が聞けなかった」と思いました。
生徒が自殺したというニュースを見た時、両親に「命は大事なのだから大切にしなさい」と言われます。でも私は死にかけたり、死ぬほど辛い経験をしたりしていないので、命の尊さというのはよくわかりませんでした。しかし、講演を聴いて「今生きていること、しゃべれること、こうして字を書くことができることに感謝しなくてはいけないんだ」と強く思いました。実際、私は首の骨を折ったことも、手足が動かない苦しみを味わったこともありません。でも、腰塚先生の苦しみやうれしさが伝わるとてもすばらしい講演だったと思います。
「強い夢は必ず叶う」この言葉は何か人生を後押ししてくれそうな気がしました。「ドリー夢メーカー」「ドリー夢キラー」。夢を造る者と夢を砕く者。ドリー夢メーカーによって夢が叶った人はきっとドリー夢メーカーになっていると思います。そう感じました。目指してみます、ドリー夢メーカー。自分の命は自分のものだけじゃない。必ず誰かが大切にし、必要としている。命の偉大さを知りました。腰塚先生が言った言葉を「人生の言葉」として大切にしていきます。
僕は、「耳は人の話を聞くために、目は人の良いところを見つけるために、口は悩みを言うために、心は人の気持ちをわかるために使おう」という言葉が一番印象に残っています。この言葉を胸に日々生活したいです。
腰塚先生の話を聞いて、今ここにいることはすごく幸せだと思いました。私は部活に入り、毎日がとても楽しいです。でも今、重い病気になり、命がなくなっている人がいるかもしれません。私はたまに生きているってめんどくさいと思ってしまう時があります。でも、死にたいと思った明日は誰かが死ぬほど生きたかった明日かもしれません。私は、めんどくさいなどと思っていた自分はどれだけバカだったのかと思いました。今、生きていることを胸を張って「うれしい」と言えるようになれたらいいなと思いました。
私は、今普通に生活できていることがどれだけ幸せなことか、改めて感じることができました。今まで、「自分の大切なものが一つでもなくなったらどうなってしまうのか」などと考えたことはありませんでした。というより、自分には想像がつかなく、考えたくなかったのかもしれません。そんなことを考えずに今を生きている自分は、とても幸せだとわかりました。そして、「大切なものはなくなった時に気づく。」これはとても怖いことだと思いました。私はこれから人の役に立てるように、ドリー夢メーカーになれるようにしたいです。そのためには、人のことを信じることが大切だとわかりました。
私たちが当たり前のようにできていると思ったことが、実は当たり前じゃなかったと知って、今いろいろできる体に感謝したいです。本当にいやなことがあった時「私なんて生きていて意味があるのかな」と思ったことがあります。しかし、命の授業を聴いて、命は私が使える時間なのだ、これからはその時間を大事にしていこうと思いました。また、「思いは見えなくても思いやりは見える、心は見えなくても心遣いは見える」という言葉が特に心に残りました。
「字が書ける、お箸が持てる。」喜びと同様に私は「ここで立っている、部活でたくさん体を動かせる。」ことをすごくうれしく思っています。私はドリー夢メーカーの存在に気づきませんでしたが、改めて考えてみて、私にもドリー夢メーカーはたくさんいること、私の一番のドリー夢メーカーは腰塚先生だということに気づきました。これからも人の役に立つことができるようにしたいです。
講演会を聴いて、当たり前だと思っていることが当たり前にできなくなった時の気持ちや、「生きる」ということがどれだけ大変でいろいろなことがあるか、腰塚先生がどんな気持ちでここまでがんばってきたかなどがわかり、健康はとても大切なことだと改めて思いました。DVDやお話の中には共感できることがたくさんありました。教えられたこともたくさんありました。私も一人で悩んでいることがあったし,これからもあると思いますが、誰かに「助けて」という気持ちを伝えてみようと思いました。