12月の嵐が吹き荒れた朝、昇降口を開けたとたん湿気を含んだ暖かい風が入り込み、校舎内の床や壁が結露でみるみるうちに水びたしになりました。すべって転倒、ケガ・・・・そんな心配がある状態です。登校した生徒がおそるおそる階段を上っていく中、3年生のあるクラスの子たちが雑巾を手に集まり、階段や渡り廊下をどんどん拭き上げてくれました。女子は、下がハーフパンツ、上が制服というやる気みなぎるいでたちです。また、昇降口で先生たちが、水切りやモップで水取りをしていると、「私がやります」といって代わりにやってくれる生徒が何人も。気づいて自分で考え動く子たちの存在を浮かび上がらせてくれた嵐の朝でした。3年生の子たちが拭いていたのは、主に3年生が通る通路です。この時期ですので、きっと「すべらないように・・・」と仲間を思っての行動だったのでは。みんな、ありがとう。
※ ちなみに、西中学校でも、大勢の生徒が同様の行動をしていたようです。(西中学校のHPから)