2月8日(月)1限に3年F組で道徳の授業研究がありました。脳死と臓器移植について考えました。主人公の大学生の姉が交通事故で脳死になってしまい、臓器移植カードには脳死の際には臓器移植に同意する、という意思が表示されていたという話でした。実際のケースとしては考えたくない話だなと思いながら範読CDを聞いていました。その話では父親は「本人の意思を尊重しよう」、母親は「まだ心臓が動いているのだから、生きている」「移植をするということは殺してしまうと同じ」という考えで意見が分かれました。先生は自分ならどちらの立場に立つか、と聞かれました。とても難しい問いだと思います。3年F組の皆さんは真剣に考えていました。どれが正解というのはないと思いますが、それぞれに自分なりの考えを発表しました。自分が感心したのは、生徒の皆さんがお互いの意見をしっかりと聞くことができたところです。冷やかしたり、馬鹿にしたりという雰囲気は一切ありませんでした。だからこそ、発表者も自分の意見をしっかりと最後まで伝えることができたんだと思います。人の意見をうなづきながら最後までしっかりと聞く姿に感動しました。3年F組、いいクラスに仕上がってきましたね。感動的な授業をありがとうございました。
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