3年生が、総合的な学習の時間を活用し、郷土に伝わる大切な伝統文化である、「ざい踊り」について学習しました。
ざい踊りとは、市内で古くから行われてきた先祖供養のための盆踊りで、主に女の子が踊る女踊りの一つです。一尺五寸(現在の40cmほど)の竹筒の片方の端に、長さ四寸(現在の28cmほど)の紅白に染めた紙房をつけた「ざい」と呼ばれる手具を両手に持って踊ることからこの名前がついています。
「傾城阿波の鳴門」の巡礼お鶴の物語の歌に合わせて、ゆっくりと、一つ、二つ、三つと「ざい」を打合せ、数を取りながら進めます。古くは尾張旭市以外でも踊られていたと言われていますが、現在では少なくなってきています。