H24年度

<親子でおもしろサイエンス> 5月21日(月)は、金環日食!

 空に浮かぶ「金の指輪」
 太陽と月、地球が一直線に並び、地球から見た月が太陽を隠す天体現象が日食です。今回起きる「金環日食」では、太陽は金の指輪のようなリング状に見えます。月が地球から遠く、見かけの大きさが小さいため、太陽を完全に隠しきれないからです。いつもより少し薄暗い朝になります。逆に、月が地球に近く、見かけの大きさが大きいと、太陽をすっぽり隠す「皆既日食」になります。太陽が完全に隠れるので、夜のように暗くなります。太陽の一部が欠ける「部分日食」では、弓なりの太陽が見られます。
 感動の瞬間は朝7時半ごろ
  今回の金環日食は、午前6時過ぎ~9時過ぎに起こります。名古屋では、6時16分に東の空で欠け始め、高度を上げながら午前7時29分に金環日食が始まります。太陽が輪になる最も感動的な時間は約3分半。しだいに元に戻り始めて午前9時には日食が終わります。
 輪ができるまでの1時間は変化に富んでいるため飽きませんよ。
  注意! 太陽は絶対に直接見ない!!
  太陽は強い光と熱を出しているために、日食メガネを使う正しい方法で観測しないと目を痛めてしまいます。最悪の場合は、失明する危険もあります。太陽は絶対に直接見てはいけません。

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