<式 辞>
白鳳小学校、新一年生のみなさん、おはようございます。
ご入学おめでとうございます。今日は、みなさんのお祝いに、たくさんの来賓の方々が、お忙しい中、かけつけていただきました。うれしいですね。
ご来賓の皆様、子どもたちのために、お忙しい中、ありがとうございます。
そして、みなさんの入学を先生たちや白鳳小のお兄さん、お姉さんも楽しみに待っていますよ。みんなで応援しますから、安心して小学校へ通ってくださいね。
それでは、みなさんに、三つのことを聞きますから、元気に「はい!」と手をあげてください。
一つ目、「友だちと元気いっぱい遊んじゃうぞ!っていう子」
二つ目、「先生といっしょに、根気よく一生懸命勉強しちゃうぞ!っていう子」
三つ目、「どんなことでも、勇気もりもり、チャレンジしちゃうぞ!っていう子」
元気に手をあげてくれて、ありがとうね。白鳳小学校には、校訓という、学校のみんなの合言葉、「元気・根気・勇気」という三つの言葉があります。
一つ目は、「元気」です。元気にあいさつできますか?元気にあいさつをしながら、明るい笑顔で学校に来てくださいね。校長先生は、毎朝、校門でみなさんが来るのを待っています。
二つ目は、「根気」です。お友だちと根気よく勉強できますか?学校は勉強や運動をするところです。先生がやさしく親切に教えてくださいます。先生のお話をよく聞いて、根気よく勉強する子になってほしいな。
三つ目は、「勇気」です。勇気を出して、いろんなことにチャレンジできますか?困っている子がいたら、勇気を出して、助けてあげられますか?迷惑をかけたら、勇気を出して、「ごめんなさい」と言えますか?勇気もりもり、やさしい子になってほしいな。
みなさん、とってもよい子ですね。それでは、お家の方にお話をしますので、少し待っていてください。
保護者のみなさま、ご入学おめでとうございます。この四月より本校校長を拝命しました加藤奈保樹と申します。子どもたちと同じ、ピカピカの一年生です。よろしくお願いします。
今日から、お子様たちは、本校の一年生です。いろいろなことに取り組み、いろいろ迷いながら成長していきます。そんな姿を、家庭・学校・地域が一つとなって、見守っていくことが、何よりも大切だと考えています。
二宮尊徳翁の言葉に、「可愛くば、五つ教えて、三つほめ、二つ叱って、良き人にせよ」というものがあります。
学校であれ、家庭であれ、地域であれ、子育ての基本は、子どもたちに、一つ一つ、丁寧に教えていくことだと思います。子どもたちとの信頼感が、必ず豊かな向上心へとつながっていくものと信じています。
そして、まず、ほめること。できたこと、がんばったことを思いっきりほめてあげてください。子どもに限らず、ほめられれば、誰しも前を向いて歩みはじめます。いくつになっても、ほめられれば、本当にうれしいものです。そういう私もほめられて伸びるタイプですので、よろしくお願いします。
ただ、子どもたちをバランスよく伸ばすためには、きちんと叱ることも不可欠です。人生の先輩として、しっかりと目の前の子どもたちと向き合うことで、次への一歩をどう踏み出せばいいのか。寄り添いながら一緒に考えてあげる、そんな時間を大切にしてください。
学校と家庭、そして、地域が、共に信頼し合いながら、それぞれの役割と責任を果たし、子どもたちの成長のために努力していく所存でおります。
さあ、新一年生のみなさん、「元気・根気・勇気」という三つの合言葉、覚えてくれましたか。今日から、みなさんは、白鳳小学校の大切な大切なお友だちです。元気に遊び、根気よく勉強し、勇気もりもり生活しましょうね。
では、これから一年間、みなさんがお世話になる担任の先生方を紹介します。拍手でお迎えしましょう。
一年一組 三宅 弘美(みやけ ひろみ)先生です。
一年二組 武田 歩美(たけだ あゆみ)先生です。
一年三組 小川 美智代(おがわ みちよ)先生です。
どの先生も信頼できる優しい先生です。いっしょに「元気・根気・勇気」でがんばっていきましょう。それでは、座ったままでいいので、元気よく「よろしくお願いします。」とご挨拶しましょうね。じゃあ、用意はいいですか。一、二の三、「よろしくお願いします。」 先生方は、席にお戻りください。
たいへん上手にお話が聞けましたね。百点満点です。
これで、校長先生のお話を終わります。
平成三十年四月六日
尾張旭市立白鳳小学校長 加藤 奈保樹