信号が赤に変わりそうなので「あぶないわよ」とまだ幼い娘に声をかけましたが、娘は歩くのをやめませんでした。わたしは娘に駆け寄ろうとしましたが、ベビーカーを押していたのですぐに動けません。信号が変わって車が今にも動き出しそうです。そのときに「あぶないよ」といって娘を優しく抱き上げて、歩道まで戻してくれた人がいました。それが東中生だったそうです。この娘さんのお母さんが感謝の気持ちを伝えたくてと電話をくださいました。この話を聞いたとき「やるな~東中生」とうれしくなりました。困っている人のために動く東中生。その光景を見ていた人たちは、きっと何かを感じたことでしょう。終業式で校長先生が言っていたとおりですね。みんなの明るいあいさつや行動は、周りの人たちを変えていく力をもっています。登下校中の、まわりを気遣わない姿に苦情をいただくこともあり、改めなければいけない点もありますが、2020年の締めくくりに、東中生の優しい心を感じることができ、うれしい限りです。東中生に、そして教えていただいたお母様に感謝です。「ありがとうございました」
イラストは男子ですが、助けてくれたのは男子か女子かは分かりません。
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