10日（木）１年生が福祉講演会を開催しました。講師はパラリンピック ロンドン大会「ゴールボール」金メダリスト 安達阿記子さん。中学生の時に目の病気が発症。これまで打ち込まれてきた音楽の道の夢が絶たれ、絶望感にくすぶっていたところ、お母さんからの厳しい言葉により一念発起。通い始めた学校でゴールボールと出会い、そのおもしろさに引き込まれたそうです。ＪＡＰＡＮの合宿への誘いに飛び込み、経験を重ね、北京パラリンピックに出場。結果が残せなかった悔しさから「世界一になる夢」を唱え、厳しい練習を積み重ね、ロンドンパラリンピックで金メダル。夢を実現されました。できないことばかりを考えるのではなく、できることを見つけていくことの大切さ、夢を言葉に出すこと、あきらめないことを、ご自身の体験から語っていただきました。お話の後、実際のボールを使っての体験を代表生徒が行いました。音だけを頼りに相手の位置を確認し、ボールをキャッチすることがいかに難しいことかも実感できたようです。安達さん、ありがとうございました。 ※ 安達さんは東京パラリンピック「ゴールボール」の解説をご担当されています。
