「校長先生はどう思われますか」と校長室に尋ねに来た６人の２年生女子生徒たち。この６人は修学旅行実行委員会のメンバーです。来年度の修学旅行を自分たちでつくり上げようと集まった総勢約８０人の修学旅行実行委員たち。今回の６人はお小遣いの金額をどうすればよいか考えています。学年の先生たちに相談しながら考えてきましたが、校長先生の意見も聞きたいということで場を設けてもらい冒頭の質問となりました。校長先生からは、自分たちの立場からだけでなく、保護者や教員などいろいろな人の立場から考えて「みんながそれならいいね」という金額になるといいですねというアドバイスをもらっていました。１つのことを決めるのにも手間と労力がかかります。だからこそ理解が深まり、企画力も高まります。全部決めてもらっていたら楽だけれど力もつきません。それに何より、自分たちで苦労してつくり上げるからこそ、大切にしたいと思える最高の修学旅行になるのでしょうね。
