１回戦、２回戦と勝ち上がり準決勝。先取点を取り、相手の打線も抑えていました。１・２回戦のようにこのまま粘って勝利を呼び込みたいところ。しかし、今回の相手はそう簡単には勝たせてくれません。ここぞというときの集中力はさすがでした。ピッチャーの制球が少し乱れたところを見逃さず、ランナーをためて連打で追い打ち。その回一気に得点を奪われてしまいました。最終回にキャプテンの意地の３塁打が出たものの得点にはつなげられず無情のゲームセット。それでも今大会の結果は第３位。胸を張っていい立派な成績です。今回、東中の前に立ちはだかったのは、またしても旭中でした。強敵旭中の壁をなんとか越えたいところ。見ていて、あの回さえ抑えることができれば勝てる見込みがあったのではと思いましたが、野球部員たちの考えは違いました。今まではこちらがミスをしても相手もミスをして何とかなったけれど、旭中はこちらのミスを見逃さないしミスも少ない。これでは勝てるはずがない。もっとミスを減らさなければ。というものでした。何という冷静で前向きな考え。まだまだ伸びしろは十分だと感じました。この謙虚さで練習を積み重ねればきっと旭中の壁を乗り越えられるはず。ファイト東中野球部！！
