「自分のことをついマイナスに捉えがちな人に送りたいと思います。
フランスの哲学者であるアランは、著書の「幸福論」の中で、他者との比較などをせず、自分や相手のことをよく理解し、自らやってみようと主体的に努力することが幸福につながり、自ら行動を起こさず、不平不満を抱え、マイナスな考えに縛られることが不幸につながると述べています。つまり、努力が必要な時、困難に直面した時に、できないとすぐあきらめることや、その言い訳を探すことに考えを巡らせるのではなく、自分の良さを出すために思考を働かせてください。
人はマイナス思考に陥ると、負のスパイラルから抜け出すことができなくなってしまいます。前向きに、自分が幸せになるためにこそ、考える時間を使うよう心がけてください。
先生たちや保護者の方々はあなたたちが、自分の幸せのために精いっぱい努力し、自らの力で幸せをつかむことを願っています。
しっかり頑張った自分を評価し、いまいち怠けてしまったところがあったら、次に頑張ることを目標にして、来年度の成長した自分につなげてください。」
これは修了式、校長式辞の抜粋です。みなさん自分が幸せになるために時間を使い、新しい学年でもますます活躍してください。その他に、学年代表による今年度の振り返りや来年度前期生徒会役員の認証式、生徒指導の先生による話、生徒会役員による校則見直しの状況報告もありました。
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