さあ、いよいよ2学期がはじまります。2学期が始まるにあたり、一つお願いがあります。それは、一人一人が自分自身の物語でしっかりと主人公を演じてほしいということです。良いことばかりでなく、大変なこともあるかもしれません。また、失敗することもあり、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、失敗をしたことにとらわれたり、うまくいかなかったことで、簡単にあきらめたりするようなストーリーにしないでください。まず、そんな困難が自分に訪れたとき、客観的に自分を見ることができるようにしてください。客観的に自分を振り返ることができれば、どうすれば自分自身にとって納得のいく物語になるか、ヒントが得られるはずです。
それに加えて、素晴らしい物語に必要なのは、魅力的な周りの共演者、学級や学年、部活動などで共に過ごす人、皆さんです。自分自身の物語を素晴らしいものにしつつ、周りの人たちの物語も輝かせるような姿があることを期待しています。皆さん一人一人がピンチに陥っている人を一人にせず、協力すること、支えること、悩みを話し合うことを積極的にしてほしい。東中学校の様々な人がつながり、素晴らしい2学期にするようにがんばってほしいと思います。
これは始業式での校長式辞の抜粋です。東中生みんなで素敵な2学期にしましょう。始業式に続いて生徒指導部発の東中生底上げプロジェクト企画がありました。今回の課題は、「親しくなってきた仲間たちとこの先も仲良く楽しく過ごしていくためにはどうすればよいか」というものでした。各自記入した後、全校生徒の意見を一覧で読みました。2学期スタートにふさわしい心がけをみんなで共有したので、きっとますます楽しい学校生活が送れますよ。