校長室から

平成26年度入学式/校長・式辞

IMG_0151.JPG<式  辞>

 先日、小学校の卒業式に出席しました。
力一杯の呼びかけやすばらしい歌声に大きな感動を覚えました。どの小学校もすばらしい卒業式であったと聞いております。
 その日から二週間、いよいよ春も本番となりました。桜の花が、皆さんの入学を祝福するかのように美しく咲きそろい、春の躍動を感じる今日、273名 の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たち、東中学校の教職員一同、心より歓迎いたします。

 また、保護者の皆様、お子様の制服姿をご覧になったお気持ちはいかがでしょうか。ひと回り、大きく成長した姿に、お喜びもひとしおかと拝察いたします。

 今日のよき日に、公私ともお忙しい中、本校入学式にご臨席を賜りました尾張旭市教育委員会委員長の石原 淳二様を始め、議員の皆様、民生児童委員、本校後援会、PTAの方々など、多くのご来賓の皆様、誠にありがとうございます。
 高い席からではございますが、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
今後とも、本校生徒たちのために、お力添えをいただきますようお願いいたします。

 さて、新入生の皆さん、あなたがたは今日から、一人一人が東中学校の大切な一人であり仲間です。今、皆さんの心の中にあるものは、楽しかった小学校生活の思い出と、今日から始まる中学校生活への期待と不安であろうかと思います。不安については、心配することはありません。どんなに小さなことでも、分からないことは、勇気を出して、どんどん聞いてください。
 決して、一人で悩むことはありませんよ。

 中学校への入学は、皆さんの人生において、心に残る出来事の一つになります。その記念すべき日に当たり、ぜひとも皆さんにお話ししておきたいことがあります。

 まず一つ目は、皆さん一人一人が、思いやりの心やいたわりの心をもって、行動できる人になってください。
 お互いの温かい気配りによって、明るく楽しい学校生活が送れるよう、心から期待しています。

 二つ目としては、何事にも挑戦し、努力し続ける人になってください。
 中学校では、教科の学習や道徳、特別活動、行事、部活動など、様々な活動があります。このような活動において、人とのかかわり方や、集団の一員としての行動の仕方を身に付け、良いこと、良くないことの判断をしっかりできる人になってほしいと思います。
 三つ目として、自分で正しく判断し、行動できる人になってください。そしてその行動に責任が持てる人になってください。
 そのためには、周りの人からの忠告に素直に耳を傾け、対話を大切にしてほしいと思います。毎日の生活の中で、互いに認め合い、励まし合い、さらに頑張り合える仲間づくりを大切にしてください。

 さて、保護者の皆さま、お子さまのご入学誠におめでとうございます。私達教職員は、学校や地域を舞台にして、子どもたちの人を思いやる心や優しさ、健やかな体、学び続ける意欲を育てていきたいと考えております。 そのためには、子どもたち一人一人の心を耕し、生徒が活躍できる場を作り、保護者や地域の皆様と連携し、精一杯、頑張っていく決意を新たにしています。何とぞ本校の教育活動に温かいご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  終わりになりましたが、皆さん一人一人が、心優しくたくましく育ち、常に、より高い価値を求め続ける能力を身に付けてくれることを心から願い、式辞といたします。

   平成二十六年四月四日
    尾張旭市立東中学校長  山内 賢一

コメントを残す


*