長年、生徒指導に力を入れてこられ、退職した今も執筆や講演を行っている吉田順先生をお招きして、お話をしていただきました。生徒指導は、規律指導と合わせて生徒と教師の適切な人間関係を構築することが大切だということを教えていただきました。また、人間は誰でも愛されたい、認められたい、仲間がほしいなどの基本的欲求を満たすことを望んでいる。その欲求が満たされないと、非行などの問題行動で満たそうとする子もでてくる。だから、授業や行事、部活動などで適切に評価して認めてあげることが、子どもの安定につながるということでした。東中では、「ありがとうの花を咲かせよう」を生徒指導の合い言葉にしています。たくさんの子どもたちに活躍の場を与え、たくさんの「ありがとう」をいってあげることが、基本的欲求を満たすことにもつながるのではないかと思いました。
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