入学説明会で、尾張旭市心のアドバイザー 西村則子先生より入学に向けて講話をしていただきました。
《意欲を育てる プラス-プラスの言い方》
つい「○○できないと1年生になれないよ」というように、…できないから、…できないと否定―否定の言い方をしてしまいがちです。否定的な言い方をするときは顔も険しくなります。たとえ、その場は言うことに従っても、意欲がわかず、定着しません。そこで、プラス-プラスの言い方をしたらどうでしょう。「○○できたから、もう1年生になれるね」。子どもは自信をもち、意欲がわき、やる気が育ちます。入学まで、プラス-プラスの言葉を子どもに浴びせてほしいです。
《一人でできるものを買い与える》
筆箱はペンケースのようなものではなく、1本ずつ入れられるものがよいです。なくした時、すき間ができ、自分で気付くことができます。自分で鉛筆を管理できるようになります。服はかっこよさより、脱ぎやすく、着やすいものがよいです。くつはひもよりマジックテープの方がよいです。ものを選ぶ時、子どもの側に立って選び、一人でできるものを買うとよいです。一人でできると自信が生まれます。
このほかにも、「一度、雨の日に通学路を歩いてみてください。子どもの目線で見ると、信号が見えないなど気付くことがたくさんあります」「家庭学習の時間は学年×10分+10分。1年生なら20分が限度。やれたという達成感、明日もやれるという持続力が大切」「毎日、学校に通うためには早寝・早起き・朝ご飯が大切」等、具体的でわかりやすい助言をたくさんいただきました。