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「自分を好きになろう」

教育フォーラムで、ロンドンパラリンピック日本代表 鈴木 徹氏の「自分を好きになろう」という講演がありました。

鈴木氏は、高校生の時、ハンドボールの選手として国体で活躍されましたが、交通事故で片足を失い、ハンドボール選手としての道を断たれました。その後、義足で陸上の道に進み、走り高跳びでパラリンピックに4大会連続入賞するなど活躍し、リオそして東京パラリンピックを目指している方です。

鈴木氏は、自分が大きな事故から立ち直ることができたのは、二つのことがあったからだと話されました。一つは、やりたいことがあったこと。もう一つは、まわりの支援があったことです。やりたいことは、スポーツで、事故直後、救助員の方にまず聞いたことが「ハンドボールはやれますか。スポーツはやれますか」ということでした。その時、救助員の方が「何でもできるよ」と返事をしてくれたことに勇気をもらったそうです。また、その後、まわりの目が突き刺さり、ひきこもりのような状態になった時、立ち直るきっかけをくれたのは、世話をしてくれる両親であり、医師であり、義足を作ってくれた人であったそうです。そして、「人は変われる」と確信したそうです。最後に、いろいろな選手がいて、いろいろなストーリーをもっているパラリンピックに注目してほしいと語られました。

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