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強い心

今日、学校評議員会を開催し、学校評議員の方に、本校の教育活動や子どもたちの様子を伝えるとともに、ご意見をお聞きしました。

その中で、評議員のお一人が「子どもたちが心も強く、体も強く育ってほしい」と言われたことが深く心に刻まれました。

「心が弱く、社会に出てから耐えられないようでは困る。厳しさを乗り越えた人が会社を支える。そのためには、苦しみを乗り越えて、達成感を得ることが大切である。一方、苦しい時、支えてくれる安全基地も必要である。それは友だちであったり、家族であったりする。」

確かに、子どもを大切に思うあまり、苦しさや厳しさを遠ざけてしまっては、かえって子どもの成長を妨げることもあるのかもしれません。そして、子どもが何かうまくいかなかった時には、安心して帰ってこられる場所も大切です。

心の強さについては、しなやかな強さということを聞いたことがあります。困難を跳ね返す力強さも時には必要ですが、あまりに大きな困難に対し正面からぶつかって、心がぽきりと折れてしまっては何にもなりません。時には困難を受け流し、じっと耐えて通り過ぎるのを待つ、柔らかな心も必要だということです。

本校の校訓の「のびのびと」は、子どもたちが心身ともに「のびのびと」たくましく育つことを目標としています。これからも、子どもたちの「強い心」を育んでいきたいです。

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