「マイムマイム」はイスラエル民謡で、「マイム」とは、ヘブライ語で「水」を意味します。
歌詞は、旧約聖書の一節で、「あなたがたは、喜びをもって、救いの井戸から水をくむ」という意味です。
踊りの振付は、掘り当てた井戸の周りで輪になって踊り、「水よ、水よ、喜ばしいことだ」と歌いながら、井戸に向かって、駆け寄っていく動きを表現しています。
キャンプファイヤーでは、水ではなく、火があるので、正反対ですね。
志村武世という人が歌の前半にこんな詞を作っています。
1.さばくのまんなか ふしぎなはなし みんながあつまる いのちのいどよ マイムマイム・・・
2.らくだもあつまり キャラバンやすむ みどりのオアシス ゆめかとばかり マイムマイム・・・
3.おいのりわすれりゃ これまたふしぎ たちまちきえさる まほうのみずだ マイムマイム・・・
「おいのりわすれりゃ」とありますが、もともとこの歌は、旧約聖書から歌詞をとっているように、水そのものへの感謝ではなく、ユダヤ人が神との約束の地に戻れたことに対し、神に感謝する歌なのです。
日本では、宗教に関係なく、楽しいフォークダンスの曲になっています。