8月24日(水)、渋川福祉センターで、尾張旭市いじめ・不登校対策委員会主催の子育て講演会が開催されました。
メディカル・ビー・コネクト株式会社代表取締役 瀬尾 大先生を講師に迎え、「自立させない親と自立したがらない子ども~依存と甘えがもたらす子どものお客様化」という演題で講演をしていただきました。
講演では、次のようなお話がありました。
・ 自立とは、生きる力(社会適応能力)を身に付けることである。
・ 親子関係は平等関係ではなく、絶対的・永続的上下関係である。
・ 多く見られる親子間の歪みとして、愛着形成が不足している、親子間の共依存傾向が強い、両親間不一致の程度が強いこと等がある。
・ 監視ではなく関心、甘やかしではなく甘えさせる、過干渉ではなく躾が大切である。
・ 適切な親子関係として、愛着(親子間の基本的信頼関係)の上に、人としてどう生きるかという躾や人として社会で生きていくための能力を身に付けさせる自立への促しがあるとよい。
・ まず親が、子どもを見る目のフィルターとなる自分の自我(先入観)を分析してみましょう。フィルターは意識すれば取り除けます。相手を変えたければ自分を変えましょう。
参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
講演の内容を生かしていきたいです。