ホセ・ムヒカは「世界でもっとも貧しい大統領」として知られる元ウルグアイ大統領。その言葉には、これからの時代に生きるヒントがある。
「発展は幸福を阻害するものであってはならないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛を育むこと、人間関係を築くこと、子供を育てること、友達を持つこと、そして、必要最低限の物を持つこと。発展はこれらをもたらすべきなのです。幸福がもっとも大切なものだからです。」
「私は貧乏ではない。質素なだけです。」
「貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです。」
「物があふれることが自由なのではなく、時間であふれることが自由なのです。」
「人生はもらうだけでは駄目なのです。まずは自分の何かをあげること。」
「人生ではいろいろなことで何千回と転びます。でも、千と一回立ち上がり、一からやり直す力が、あなたにはあります。」
(双葉社ジュニア文庫)