尾張旭市学校保健大会で行われた東京医科大学睡眠学講座准教授 駒田陽子氏の講演の内容を数回に分け、紹介します。
1.生活習慣と学力
就寝時刻が遅いと・・・
イライラを感じる子どもの割合が高い
「自分のことが好き」と答える割合が低い
学業成績が振るわない割合が高い
良好な学業成績の土台となる生活習慣とは
・規則正しい就寝、起床、食事(休日も朝寝坊しない、平日との差の目安は1,2時間以内)
・平日に睡眠時間を確保できている(小学生は9時間以上)
・平日の就寝時刻が早い(=朝食をきちんととれる)
・自宅での学習時間と学力とは正の相関
→学習時間が多いと学力が高い
・ゲーム、スマホなどの時間を制限する
講演では、資料に基づき、上のことが統計的にいえることを説明されました。
本校では、就寝時刻が11時過ぎという児童もいます。早く寝る習慣をつけさせたいです。