5年

ネットトラブルは一生の傷

5年生がケータイ安全教室を行い、KDDIの方から、ネットの危険性について話を聞きました。

子どもたちが巻き込まれやすいトラブル4つを動画などでわかりやすく説明していただきました。そして、どうしてトラブルになったのか。どうすればトラブルにならなくてすむかを考えました。

① 「どうして伝わらなかったの?」

友達と映画へ行く相談をスマホでした時、「何で行くの?」と交通手段を聞いたつもりが、来なくていいという意味にとられ、けんかになってしまった。

文字と言葉では伝わる印象が違う。発信する時は「正しく伝わるかな」と見直す。受信した時は「もしかしたら違う意味かも」と考える。一緒に見ている友達は「気付いたら、すぐにフォロー」

② 「もう1回だけ」

ネットゲームに夢中になってしまった子が、家族とのルールを破り、夜中までゲームをし、勝手に課金をしたため、成績が下がり、高額請求をされ、好きなサッカーのクラブチームもやめさせられることになってしまった。

勉強とゲームを両方する子とゲームだけする子の差は何ヶ月の間にとても大きくなる。ネット課金はお金を使った感覚がなく、いくら使ったかわからなくなる。

 家族と相談して、ルールを作り、ルールを守ることが大切。

1.時間のルール  使用時間・寝る時間

2.お金のルール  課金ルール・使用金額

3.マナーのルール 使用場所・ながらスマホはしない。

③ 「ネットの向こうの親友は?」

ネットで知り合った友達は大人がなりすましていた。

 ネットで知り合った人はどんな人かわからない。信用するのは危険。絶対に会わない。

 写真にはGPS情報(位置情報)が記録され、撮影場所がわかってしまうので、GPS機能を切っておく。

④ 「ネットで仕返し、その結末は…」

スマホを割られたことに腹を立て、ふざけて撮影した写真をアップしたため、訴えられ、警察に取り調べを受けることになった。

 勝手に写真や悪口をネットにアップすることは犯罪である。他人の写真を勝手にアップしたり、悪口をネットに書き込んだりしてはいけない。

ネット上で問題を起こした人は、エゴサーチでわかり、就職できない例もある。

子どもたちは、ネットの便利さ、楽しさは分かっていても、その危険性については甘く思っているところがあるようです。ぜひ、御家庭でも、ルールの再確認をお願いします。

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