3年生が地域の方から棒の手を教えていただきました。
昔の記録映画のDVDを見ると、家や衣服などが今とは違っていて、暮らしの様子が変わってきたことがわかります。しかし、「棒の手」は、昔と変わらず、今に伝えられていることに気付いたことでしょう。
「棒の手」のお話では、本地ヶ原で行っている棒の手が新居から伝えられた無二流であること等を教えていただきました。さらに歴史をたどると、無二流棒の手の始祖、水野又太郎良春は南朝方で、今でも、奈良県吉野にある後醍醐天皇ゆかりの吉水神社に棒の手を奉納するそうです。
体育館で、棒の手に使う刀・鎖がま・槍・かさ等、いろいろな道具を実際に触らせていただきました。そして、実際に棒の手を体験しました。初めに、棒の手を習っている子が地域の方と一緒に手本の演技を見せました。とても上手でした。それから、一人一人棒を持って、いくつかの型を行いました。地域のお祭りなどで見ている子も多く、上手にできていたと思います。興味をもった子は、棒の手保存会に入って習うとよいでしょう。
やさしく教えてくださった地域の皆様、ありがとうございました。