先日、本校職員が「情報モラル教育指導者セミナー」に参加しました。その時の資料に、次のようなことが書かれていました。
情報モラル教育で、家庭でのルール作りを勧めるが、それは子どもたちを思考停止状態にする恐れがある。自分の意思ではなく、他人の命令によって行動する「他律」ではなく、自分の意思で判断して行動する「自律」を促すことが大切である。ルールについて、「なぜ、そのルールが必要なのか」や「どうすれば守ることができるのか」を考えさせる必要がある。例えば、「ゲームは1日1時間というルールを守るにはどうすればよいか」と子どもに考えさせると、いろいろな考えが出てくる。「終わりの時間を子どもが決める」「終わりの時間の10分前に知らせる」「1日1時間ではなく、20時~21時というように時刻を設定する」「守れたらほめる」・・・自律を促すためには、子どもに「工夫を考えさせる」ことが大切である。
学校でも情報モラル教育を進めていきますが、ぜひ御家庭でもお子さんと話し合ってみてください。