CAPとは、子どもがさまざまな暴力(いじめ、虐待、体罰、誘拐、痴漢、性暴力など)から、自分の大切なこころとからだを守るための予防教育プログラムです。今年度も、保護者を対象にワークショップ形式での研修会を行いました。2学期に4年生に行う子どもワークショップを体験し、子どもが自分で自分を守る方法を学びました。また、具体的にできることの練習をして、言い方によって、子どもがどんな気持ちになるかを想像しました。
暴力を受けた人は、「恐怖・不安」「無力感」「選択肢がない(→自殺)」という状況に陥ります。そこからCAPでは、「安心」「自信」「自由」の3つの権利を大切にします。
「恐怖・不安」→ 「安心」
「無力感」 → 「自信」
「自由」 → 「自由」
具体的にできることとして、
① 暴力防止について子どもと話し合う
② 問題を抱えている子どもの示すサインや共通する心理を理解する
③ 子どもの話を聴く
また、大人の無意識な言動が子どもの心を傷つけることがあるという話もありました。
講師の皆様、いろいろ考えさせられるお話や劇をありがとうございました。
参加された保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。