修学旅行２日目。朝は少し曇っていましたが、だんだん青空が広がってきました。朝もお膳で豪華な朝食でした。宿の人にお礼を言って出発しました。
最初の見学地は二条城です。開場前に着き、門の前に並びました。少し待って入場し、一番で二の丸御殿に入ることができました。ウグイス張りのキュッキュッという音を聞きながら、トラやクジャク、サクラやボタン、それぞれの部屋に描かれた絵を見ました。そして、歴史で有名な大政奉還の部屋を見ました。人形で、十五代将軍慶喜が政権を天皇に返すことを伝える場面が再現されていました。
次の見学地は龍安寺です。駐車場のバスはみんな外国人観光客のものでした。モミジの下を歩き、石段を登ったところに建物がありました。入ってすぐのところが石庭です。石の数を数えたり、昨夜覚えた座禅をしたりしました。石庭の横に苔むした素敵な緑の庭がありますが、こちらで座禅をした本地っ子もいました。また、「吾唯足るを知る」のつくばいも見ました。昨夜の座禅体験の講話もそうですが、生きていく上での知恵として役立ちます。
次に金閣を見学しました。多くの観光客で駐車場が満車でした。入り口でバスから降りて入場しました。よい天気で、池に映る逆さ金閣を見ることができました。金閣の前での記念撮影も何とかできました。近くで見ると、金箔のつなぎ目も見えました。中に入ることはできないので、ガイドさんに写真で説明していただきました。それから、銀河泉、鯉魚石、夕佳亭を見学しました。昼食は金閣から歩いてすぐの錦鶴（きんかく）で大きなお椀に入った金閣弁当を食べました。
最後の見学地は銀閣です。きらびやかではなく、しっとりと落ち着いた建物や庭を見ました。向月台や銀沙灘という独特の砂盛も見ました。銀閣見学後、最後の買い物を楽しみました。高速道路で渋滞することもなく、予定より早く、明るいうちに学校に到着しました。
しっかり学び、楽しく過ごし、充実した修学旅行になりました。事後学習として、巻物にまとめます。一人一人学んだことを振り返り、これからの生活に生かしていくとよいです。