6年

6年1組帝国議会議員のみなさんへ

6年1組の社会科授業を見た感想です。

 事実に基づいて意見を発表しているところが、とてもすばらしいです。事実かどうかわからない意見や、事実と違うのではないかと思う意見については、質問や反論をするとよいでしょう。

 富国強兵では、「国民の意見を聞く」という民主主義でとても大切な意見がありました。これは21世紀になっても大切なことですね。国民は国のことを政府にまかせるのではなく、自分でも考えることが必要です。また、「働く人の権利」についての意見もありました。政治は国民一人一人の幸福のために行われなければならないので、これも大切なことですね。

 四民平等では、自由など国民の権利について、よい意見がたくさんありました。また、平民にとってはプラスとなる平等が、武士にとってはマイナスであったという両方の立場についてもしっかり考えていました。立場による違いがあるということは、いろいろな問題で考えなければならないことです。そのことにちゃんと気付いているところがすばらしいです。

 帝国憲法では、選挙権の制限の問題に鋭くせまる意見がたくさん出ていました。制度の問題点に着目したところはさすがです。このように、どこに問題点があるのかを見つけることはとても大切ですね。

 世の中について、自分で考えたり、みんなで話し合って、考えを深めたりできることが社会科の面白さです。これからも、世の中の問題について、みんなで考えていってください。第1回帝国議会、ご苦労様でした。

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