朝から雪が降っています。雪が積もり、家々の屋根は真っ白になっています。学校HPを見ながら、2学期を振り返ってみました。
9月、始業式では「よく聞こう・認め合おう・やってみよう」の3つの目当ての話をしました。教室や廊下に子どもたちの自由研究や作品等、力作が展示されました。7月・8月のような酷暑を心配していましたが、雨が多く、運動会の練習も体育館で行うことが多かったです。花壇のサルビアが色鮮やかに咲き、FBCではグッドデザイン賞をいただきました。
10月、雨で延期となった運動会を行いました。子どもたちは力いっぱいがんばり、素晴らしい演技を見せてくれました。表現運動はどの学年も感動しました。金管バンド部は運動会と市民祭で美しい演奏を聞かせてくれました。パレードには、みどりの少年団も参加しました。学年行事で、2年生が1年生を招待しておもちゃまつりを行ったり、もっとなかよし町たんけんで、地域の方とふれ合ったりしました。4年生の牛乳パックリサイクル出前授業、5年生の福祉実践教室も、多くの方とふれ合う場になりました。6年生は修学旅行で日本の心を見て感じました。御殿荘や竜安寺で座禅をする姿はとても落ち着いていました。地域では校区ふれあい運動会が開催され、多くの本地っ子が楽しみました。学校公開では、道徳科や英語活動、話し合いや発表の授業、タブレットや大型テレビを使った授業等を見ていただきました。授業の様子はHPでも紹介するようにしました。日常の授業でも、話し合いや発表が行われています。
11月、各学年で社会見学が行われました。現地で実物を見る経験は深い学びに結びつきます。事後学習も、新聞作り、発表等、しっかり行っていました。3年生が初めて市役所見学を行い、議場にも入れていただきました。スポーツの秋、市球技大会ではサッカー・ミニバスケット部が頑張りました。芸術の秋、本年度の芸術鑑賞は鍵盤ハーモニカの演奏会でした。身近な楽器による美しい演奏は子どもたちの演奏意欲を高めたと思います。どんぐり読書週間が始まり、図書室の利用者が増え、多くの子どもたちが多くの本を読み、読書に親しみました。そして、本地っ子祭。年々、内容が工夫され、参加態度も改善され、上級生と下級生が交流する暖かさも増して、本地っ子の伝統になりつつあります。あさひスマイルコミュニティーの一つとして、本地っ子が描いた絵をラッピングしたトラックを使って交通安全教室を行いました。このトラックは国道363号線を走っています。みんなが交通安全を守ることにつながるとよいです。地域では、防災訓練、サバイバルキャンプを行いました。サバイバルキャンプは避難所体験を含む1泊2日の活動で、地域防災に大きな財産を残したと思います。本地っ子も多く参加し、段ボールハウスづくり、クロスロードゲームで活躍していました。
12月、人権月間でした。残念ながら、悪口や暴力、いやがらせがなくなりはしませんが、子どもたちは、道徳科や人権教室、日々の生活の中で、人権について考えたと思います。児童会ではHappyBoxを行い、ありがとうメッセージや2学期の思い出を募集しました。キャリアスクールプロジェクトの事業として、本地原小卒業生の和太鼓演奏者の方を招き、演奏とお話を聞きました。地域では、おやじの会が「オヤジの力」子どもたちと一緒にペンキ塗りやドッジボールをしました。また、校区社協によるもちつき大会が行われました。そして、大きな出来事として、インフルエンザの蔓延がありました。約150名が発病、10学級を閉鎖しました。原因を探り、今後ないように取り組みたいと思います。そんな中でも、6年生は欠席が少なく、児童会の遊ぼう会にみんなが参加し、盛り上げてくれました。冬休みに入ってから、ミニバスケットボールの大会が行われ、チーム一丸となって、頑張りました。大会は勝ち負けにかかわらず学びの場です。苦しい戦いの中で成長できたと思います。
外はまだ雪が降っています。冬休みは年が変わる、節目です。本地っ子の皆さんも1年を振り返り、夢と希望をもって、新しい年を迎えましょう。