出版社からの内容紹介
小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは・・・
仲間を失ったスイミーは傷つき、悲しみます。そんなスイミーは海を泳ぎ、美しいもの、力強いもの、不思議なものに出会い、次第に元気を取り戻していきます。校歌の歌詞にある「たくましい 力が いつも よみがえる」です。このお話のクライマックスは仲間と力を合わせる場面ではなく、スイミーが元気になる場面のような気がします。もし、今、元気をなくしている人がいたら、家の中にいないで、外へ出ましょう。歩きましょう。走りましょう。きっと何かに出会えるでしょう。そして、それは明日の元気につながることでしょう。
「ひとあし ひとあし」も明日へつなぐ物語です。