あいちの偉人③12の話「人の命を救う道」が発行されました。
注文された方の手には届き、すでに読まれた方もみえるかもしれません。
この本の巻頭に日本赤十字の父 大給 恒(おぎゅう ゆずる)の話が載ってました。
大給 恒 は三河奥殿藩の藩主で、明治時代には信濃の知藩事となりました。西南戦争の時、けが人や病人を救うため、「博愛社」をつくりました。政府軍を助けることはよいが、政府に逆らう西郷軍を救う必要はないという反対がありましたが、人の命を救いたいという強い思いを貫き、実現させたのです。博愛社はのちに日本赤十字社となり、苦しんでいる人を救い、人の命を守るという使命は受け継がれています。
本校も昨年度より、青少年赤十字に加盟登録していますが、日本赤十字の基礎を築いた人が愛知県出身とは知りませんでした。
岡崎市に今も残る奥殿陣屋に資料館があるので、機会があれば訪れてみたいです。