この土・日に美術館へ行きました。
土曜日は、愛知県美術館の「芸術植物園」を見ました。
古代から現代までの植物を描いた絵画、屏風、陶磁器、図鑑等、さまざまな作品が展示されていました。
人は昔から植物を身近に飾り、楽しんできたことが分かります。また、その表現方法もさまざまで、一枚の絵の中に四季の花を描いたものもあれば、植物標本に墨を塗り、転写したものもありました。本の植物の写真を切り抜き、針金を付けて並べた花壇のような作品もありました。
「フローラの神殿」の図版が壁一面に展示されていたのは見応えがありました。
「芸術植物園」は10月4日(日)まで開催されています。
日曜日は、愛知県陶磁美術館の「ギリシア陶器」展を見ました。
ギリシア神話の神々を描いた陶器からギリシア文化の影響を受けた近現代の作品が展示されていました。
アッティカ地方の土を使った焼き物は赤っぽい色になり、そこに黒色で人物を描く黒像式と、逆に人物を赤く残す赤像式があります。
ギリシア神話を題材にしたピカソのエッチングもありました。
常設展も見ましたが、縄文土器から現代の陶磁器、世界各地の陶磁器まで、焼き物の歴史を実物で知ることができます。
「ギリシア陶器」展は10月12日(月・祝)まで開催されます。また、今日8月10日と24日は「こども夏休みびじゅつかん」として、子どもとその保護者に無料開放されます。