読書は、心を耕します。
生徒のみなさんは、長い夏休みを活用して読書をするとよいでしょう。
読書をした後、感想を書くとさらによいでしょう。
自分の感じたことや思ったことを文章という形にすることで、思考が深まります。
感想文コンクールにもぜひ応募してください。
今年度の課題図書は次の3冊です。
その中から「怪物はささやく」を紹介します。
突然の母の入院から少年の生活はがらりと変わってしまった。
そして、毎晩0時12分になると、少年の前に怪物があらわれる。
怪物が語る3つの物語を通して、少年は人の心について考えていく。
少年の前に怪物が現れたのは、なぜなのか。
少年が気付く真実とは何か。
怪物が登場するからといって、ホラーではありません。
白黒のイラストが物語の世界にあっていて、それを見るだけで作品世界に引き込まれます。
そして、読んだ後は、自分の心についても考えることになるでしょう。