平和関連施設訪問2日目の朝、「原爆の子の像」に千羽鶴を捧げに行きました。
千羽鶴は尾張旭市内の小中学校の児童生徒全員で9000羽を折り、中学校区毎に3つにまとめました。
8月の初めには市役所のロビーに展示されたので、ご覧になった方もみえると思います。
平和記念公園の「原爆死没者慰霊碑」の北に「原爆の子の像」が立っています。これは原爆による白血症でなくなった佐々木禎子さんをモデルに作られた像です。禎子さんが病気が治ることを願って鶴を折っていたことから、千羽鶴が捧げられるようになりました。
この像は禎子さんの同級生の募金活動によって作られたもので、その下には「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」と刻まれた碑があります。
三中学校の生徒会長がそれぞれ千羽鶴を捧げ、千羽鶴データベースにメッセージを添えて登録しました。
「尾張旭市内の小中学校の児童生徒が、平和を祈って、1つ1つ丁寧に心を込めて折りました」
また、尾張旭市民からの平和メッセージを市長さんが捧げました。
帰りに寄った時には、さらにたくさんの千羽鶴が捧げられ、尾張旭市の千羽鶴は見えなくなっていました。
千羽鶴は1年で約1千万羽、約10トンも集まるそうです。広島市に「折り鶴ミュージアム」を作る計画があり、市内の施設に保存されているそうです。