学校保健委員会の後半は、管理栄養士の今井弘子先生に、食生活や正しいダイエットについて講演をしていただきました。
今井先生からは、次のようなお話がありました。
・ 脳を休ませるにはしっかり寝ること。早寝早起きをして成績アップ。
・ 体温は夕方高くなり、朝一番低くなる。朝食を摂ることで体が目覚める。まず一番早くエネルギーに変わる糖質をしっかり摂ること、そして、代謝を上げるためにタンパク質も摂る。さらにバランスをよくするために野菜や果物でビタミンを摂るとよい。
・ 野菜は1日350グラム摂るとよい。1日に野菜料理5品を目安にするとよい。たとえば、朝1品、給食で2品、夕食で2品。
・ ダイエットは標準体重(身長×身長×19~24)を基準に考える。身長1.6mなら、49~61㎏。
・ ダイエットの一番よい方法は運動すること。運動して筋肉がつけば、たくさんエネルギーを使うようになり、消費エネルギーがさらに増える。
・ 摂取エネルギーを減らす方法として、間食を減らすのもよい。
・ 量を減らしたり、回数を減らすことは、筋肉が減り、かえってよくない。
バランスのよい食生活にするために
① しっかり体を動かす
② 食事は1日3食きちんと食べる。
③ 食事は腹八分目。
④ 野菜料理を1日5品。
⑤ ゆっくりよくかんで食べる。
⑥ 間食は1日200キロカロリーまで。
⑦ サプリメント・健康食品には手を出さない。
最後に、間食クイズをしました。具体的に何をどれくらい食べるのが適切かよくわかったと思います。
まとめ
① 生活リズムを整えましょう。
② ダイエットは運動と栄養バランスを見直すことから。
③ ジュース・おやつの食べ過ぎに注意しましょう。
今日の講演を参考に自分の食生活を見直し、役立ててほしいです。