「フェリックスとゼルダ」課題図書の1冊。
第二次世界大戦中のポーランド、ユダヤ人の少年フェリックスは孤児院を出て、両親を探す旅に出る。
物語をつくることが好きなフェリックスは空想力をはたらかせて現実を理解する。
昔、ぼくは・・・と自分のことを物語のように語っていく。
それを前向きな勇気と見るか、つらい現実からの逃避と見るかは、読む人によって違うかもしれない。
あるいは、戦時下の世界が子どもの目にどう映るのかを考える人もいるだろう。
フェリックスは両親を殺された少女ゼルダと出会い・・・・。