１２月２０日（金）２学期終業式を行いました。
校長先生の話
先日、人権集会で三遊亭亜郎さんのミュージカル落語を聞きました。「一口落語」という落語で、ひろし君がいじめを努力によって克服して前向きに生きていくお話でした。その中で「人生にはうれしいこともあれば悲しいこともある。陰と陽、バランスよくできている」と言っておられました。私はみなさんの４倍の人生を生きてきましたが、苦しい事や悲しいことがたくさんありました。しかし、楽しいこと、うれしいこともそれ以上にあったように思います。苦しかったときには、力を貸してくれる人がいました。きっと誰にでも相談にのってくれる人、力を貸してくれる人は見つけられるものです。
ひろしくんはおじいさんに助けてもらいましたが、それだけてはなく、自分で努力しました。マイナス思考をやめて、プラスに考えるポジティブ・シンキングを心がけたのです。その結果、自分に自信をもつことができたのだと思います。
みなさんはこの２学期、体育祭･文化祭･合唱祭等の行事で、また毎日の学習や生活の中で、一人ひとりが役割や責任を果たし、努力してきました。うまくいかないことや悩むことがあったかもしれませんが、その活動を一生懸命行う中で、自分の力を付けてきました。自分の努力で、自分が思っている以上に大きく成長していると思います。２学期を振り返って、自分の活躍を見つめてください。がんばった自分がたくさん見つかると思います。そして、自分に自信をもってください。自信をもって３学期に臨みましょう。
「めざすものは、さがす努力をすれば、向こうからやって来る」と亜郎さんは言っています。
元気に冬休みを過ごしてください。
