尾張旭三中の武道場には、それぞれ名前が付いています。旭中は「誠心館」、東中は「錬心館」、そして西中は「健心館」です。
「健心」には健やかな心に育つようにという願いが込められていると思いますが、健やかな心とはどんな心でしょう。
西中生を見てまず思い浮かぶのは、素直な心です。正しいこと、よいこと、美しいことを素直に受け入れ、肯定的にとらえる心ともいえます。
また、西中生には、前向きな心もあります。自分を、学級を、学校をよりよくしていこうと思い、実践する姿を、いろいろな場面で見ることができます。
一方、時々、もう少したくましい心があるとよい、強い心があるとよいと言われることもあります。たとえば、十分がんばっているのに自信がもてない、大事な場面で自分の力を発揮できない、困難なことがあると挫けてしまう、やるべき時なのに甘えてしまう・・・そんなことないという人もいれば、そういうところもあるかもしれないと思う人もいるかもしれません。
「健心館」の看板を見る度に、自分の心は健やかであるか、問いかけてみるとよいでしょう。