「おこしもの」とは、この地方(愛知県)に伝わる郷土料理で、桃の節句にお雛様に供えられる和菓子の一種です。呼び名は地域によっていろいろとあるようですが、尾張旭では「おこしもの」と呼ばれ、ひな祭りに各家庭で作っていただく風習があります。「おこしもの」は、こねた米粉を鯛や扇など(最近はミッキーやキティーちゃんなどもあります!)の木型に入れて成型し、蒸し器で蒸しあげた後、砂糖醤油でいただきます。今日は3年生が、おこしものづくりを体験しました。講師の方に手ほどきを受け楽しく作ることができました。出来上がったあとの試食では、「おいしい!」の声があちらこちらから聞こえました。自分で作ったおこしものは一段と美味しかったようです。子どもたちは、2つ作って一つを持ち帰りました。堅くなったら焼いて食べるとまた格別のようです。