学校ニュース

人権のお話をしました ~学校集会~

12月5日、学校集会で、校長先生から人権についてのお話がありました。いつも以上にしっかり聞いてほしいので、放送で集会を行いました。

毎年日本では、12月4日から10日までを人権週間としています。また、尾張旭市では、11月24日から1ヶ月を人権月間として、人権を大切にする取組を充実させています。そして、12月10日は、世界人権デーとして、世界中の人々が「人権」について考える日になっています。では「人権」とは何でしょうか。難しい言葉ですが、分かりやすくすると「人として安心して生きる権利」です。そして、人権を大切にすることは「それぞれの違いを認めていく」ことです。周りから認められたり、受け入れられたりすると、安心して暮らすことができます。

実際にはどんなことをすればよいでしょうか。みなさんの得意なこと、好きなことは何ですか。また、友達の得意なこと、いいなと思うことは何ですか。一人一人、得意なものや好きなものは違います。それは当たり前だし、違うからこそ学校や集団で学ぶ意味があります。反対に、誰でも苦手なこともあり、それぞれ違います。お互いに、その「違い」を認め合えるといいですね。「違いを認めていく」ということは「自分も相手も大切にする」ということです。渋川小学校の子は、すでに多くの子ができていると思います。でも、場面によっては、自分のことだけを考えて相手を傷つけてしまうこともあります。知らないうちにいやな思いをさせてしまうこともあります。そんなときにも、やはりお互いに気持ちを伝え合い、次にどうするかを話し合えばよいのです。

人権週間や人権月間だけでなく、クラス、学年、通学班、縦割り班など、様々な場面で一人一人が優しい気持ちをもち、困っている人がいたら、それぞれの得意なことを生かして助け合いましょう。また、困ったら、周りに相談できる人になってほしいです。「自分も相手も大切にする」ことが大切なのです。

学校では、道徳などで人権を理解する内容にふれたり、担任から人権についての話をしたり、人権に関する作品募集に応募したりします。ご家庭でも、人権について話題にしてみてはいかがでしょうか。

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