今日は、この地方の伝統文化である「棒の手」を、無二流棒の手保存会の方々に教えていただきました。
最初は、棒の手にまつわるクイズを交えながら棒の手の歴史についてのお話を聞きました。社会の授業でも「きょうどあさひ」やDVDなどをみて学習を進めていますが、やはり実際にお話を聞かせていただける授業は、子どもたちの心に響きます。
次は、講師の方による演技です。実際にみるのは初めての子たちも多く、食い入るように見ていました。
次は、いよいよ体験です。
学年に、棒の手を習っている子は、20人に満たないほどしかおらず、ほとんどの子どもたちが初めて棒や太刀に触ることになります。
習っている子による手本
長い棒は、扱うことがとても難しく、手本のように回そうとしても四苦八苦。
太刀の持ち方、構え方も独特で、何度やってもなかなか上手にはできません。一生懸命の子どもたちに、講師の方々は優しく丁寧に教えてくださいました。
体験後の質問タイムでは、「どうして棒の手というのですか。」「演技をしながら声を出すのはなぜですか。」「かざきりの模様はなぜ龍なのですか。」など、子どもたちの素朴な質問にしっかりと答えていただきました。時間の都合で全部をお聞きできなかったことが少し残念でした。
尾張旭の伝統文化に触れ、子どもたちの心に大きな物が残せる時間となったと思います。
無二流棒の手保存会の方々、本当にありがとうございました。