3月12日(月)、今年度最後の学校集会・児童集会を行いました。
まず、尾張旭市読書感想画コンクールで優秀な成績をおさめた人の表彰伝達をしました。
次に、平成24年度前期の役員の認証を行いました。
<校長先生のお話>
今、来年度の児童会役員の認証を行いました。選ばれた皆さん、瑞鳳小学校をさらによくするためにがんばってください。
今年度の役員のみなさん、会長を中心にしっかりがんばってくれました。ありがとうございました。
昨日3月11日は東日本大震災の発生からちょうど1年でした。2時46分には、それぞれ黙祷をささげたこととと思います。
15000人を超える方が亡くなり、3000人を超える方がいまだに行方不明です。多くの尊い「いのち」が失われました。家族を失ってつらい思いをしている人たちがたくさんみえます。家がなくなったり原発事故で家に帰れなくて苦しんでいる人たちがたくさんみえます。そういう人たちのことを忘れないで、復興支援をしていくことが大事です。今私たちにできることは、いのちを大切にして、やるべきことをきちんとやってしっかりと生活していくことです。
そこで今日は「いのち」について少しお話をしたいと思います。
~ 相田みつをさんの詩「いのちのバトン」を紹介しました。
この詩にあるように、自分の命というのは、たくさんのたくさんの命を受け継いで生まれてきたのです。だれか一人でもいなかったら生まれてくることはできなかったのです。生まれてきたのは、とても不思議な、すごいことなのです。自分が生まれてくるまで、何代も、何万人もの、人から人へと、いのちのバトンが渡されてきたのです。そのおかげで今の自分がいるということを、しっかり心に留めておいてほしいと思います。皆さんは、命のバトンを受け取って、今ここに生きているのです。そうやって生きているいのちを、大切に大切にしてください。
先日の卒業生を送る会で、先生は感動したことが3つありました。
1つ目は、1年生・2年生・3年生・4年生・5年生が、6年生を心をこめて送ろうと一生懸命歌ったり演奏したりする姿に心を打たれました。
2つ目はそういう在校生の発表に、体を向けて正面から見よう・聞こうとする6年生の姿に感動しました。
3つ目は、6年生のすばらしい歌声に思わず涙がこぼれました。きれいな声を出すように気をつけて、決して大声でがならないで、強弱に注意して歌っていました。さすが6年生!と思いました。小学校の6年間で、1年生・2年生・3年生・4年生・5年生・6年生と順に、立派に成長しているなあと大変嬉しく思いました。
1週間後の3月19日は卒業式です。卒業式には5年生が代表で出席します。
ですから1年から6年まで全員そろうのは、今日の集会が最後です。しっかり話を聞いてくれてありがとう。
その後、児童集会に移り、まず図書委員会から多読賞の表彰をしました。
最後に、新旧の児童会役員があいさつをしました。
大変寒い日でしたが、心はあたたかくなる集会でした。